映画チームフィルムフロンティア

作品紹介

映 画 「 歳時記 」 (2013年完成予定)



出演// 山本真、後藤真采呂、東さや香、他
製作// 映画チームフィルムフロンティア
時間// 未定
現在編集作業中

先の長くない妻から「あなたはどの季節で死にたいですか?」と聞かれた夫。 その言葉に悩む夫は正岡子規の俳句とともに現れたなぞの女性と旅をすることになる。

季節で自分の人生を切り開けると信じたある四人は、なぞの四季巡りツアーに参加。

月の名前をそれぞれが持つ劇団では、脚本家がある重要なものを持って姿を消したため、公演が出来なくなっていた。


四季を巡る三つのストーリーが絡み合い、それぞれが四季の中である答えを見つけていく。

これは日本の四季をテーマに世界の映画祭を目指して一年間をかけて毎月撮っていく映画です。 しかも脚本はその月ごとに渡されていくので、役者たちも深く「季節とは何か?」と考えながら演技をしていくことでしょう。


「歳時記」トピック

『第一回目』


第一回は2011年2月20日に撮影されました。
ロケ地はあるビルの屋上、落ち葉の多い公園、奇妙な六角形の広場、山の頂上で行われました。「二月」シーンのため、枯れ木が映像のテーマになっています。

  


『第二回目』


第二回目の撮影は小雨降る2011年3月22日に行われました。大地震から11日しか経っていなかったので、撮影をしていいものかどうか、監督は悩んだそうです。
悩んだ末『この作品が完成したときに被災地の人に観てもらい、元気になって欲しい』というキャストとスタッフの全員の願いから、撮影が行われました。
主人公ミノルの家がメインのシーンでしたが、ここは日暮里にあるお寺をお借りして撮影が行われました。和風の趣のある部屋が特徴です。
住職さんは撮影に非常に協力的で、心地よく撮影をさせてもらいました。
小雨が降っているにもかかわらず、濡れていなかった壁には水が撒かれました。




『第三回目』


第三回目の撮影は2011年4月17日に行われました。
日本の春の訪れを象徴する『桜』。綺麗に咲く桜の花の見事さと切なさが描かれています。





『第四回目』『第五回目』


2011年7月3日、および、24日の2日間にわたって行われました。
十二ヶ月劇団と呼ばれる謎の団体は、何のために存在しているのか?その謎の片鱗に触れる内容でした。
セミの鳴き声が響く中、そして、真夏の太陽のした、今度は厚着をしている役者の汗対策に追われました・・・。



前回の撮影から3カ月が経過していますが、その間に映画「福島さん」の撮影・編集・アフレコ等々、怒涛の日々を過ごしておりました。


『第六回目』


今回の撮影は2011年10月30日、コスモス畑や落ち葉などをバックに行われました。
黒い軍団こと、十二ヶ月劇団のシーンでは大量の落ち葉を使用。「落ち葉集め隊」が頑張って大量の落ち葉を集めて、綺麗に敷き詰めてくれたのでとても幻想的な雰囲気になりました。



相変わらず、十二ヶ月劇団が揃うとなんだか不思議な空間になります。
次の撮影では、またどんな不思議な空間を作ってくれるのでしょうか。(奥井)


『第七回目』


2011年11月27日。11月も終わりでしたが広い公園内は、綺麗な紅葉が残っていました。
シーン毎に大移動して鮮やかな秋の色の中で撮影。
四季を旅する面々はやっと衣装も丁度良く感じたり(浴衣は寒そう(>_<)!)
物語も段々核心に近づいてる?ようですが、この時点ではまだ謎だらけです。(三好)

 

PS.素敵なワンコさんにも出会いました☆



『第八回目』『第九回目』


2011年12月22・23日の二日間に渡っての撮影です。



今回の撮影では、第一回目に撮影した地に久々に戻って参りました。
ビルの屋上、黄色い落ち葉のある公園、山の頂上。約一年前の撮影を思い出します。
そしてこの時期特有の「寒さ」。夏の撮影も過酷でしたが、冬も寒さに体力を奪われます。



撮影シーンは、いよいよ物語の核心に触れるところ。
今まで出演者もいろいろ想像を膨らませて撮影に臨んでいましたが、「そうだったのか」という発見を撮影が始まって約一年が経った今、させていただきました。

クランクアップまであと一ヶ月。最終日は極限の寒さの中行われるとか!?
出演者、スタッフも物語の結末を楽しみにしながら、ラストスパート奮闘させていただきます。
完成をお楽しみに!(蓑輪)

オフショット、クマ出没w



『第十回目』


2012年1月15日。あるお宅をお借りして、現場検証のシーンの撮影をしました。
検事と弁護士の功防戦。緊張感のあるシーンです!!
私はこの時、青アザを作りながら頑張りました♪



撮影も、もうすぐお終いです、嬉しいような…淋しいような…。
ラストスパート頑張ります('▽'o)/
貴方の心にはどんなメッセージが届くのでしょうか…。(MI-SA)


『第十一回目』


第11回目の撮影は、2012年1月22日に行われました。

前日からの大雨で直前まで撮影を行えるかどうか危ぶまれていましたが、撮影時には気持ちの良い冬晴れに恵まれました。



静かな美しさをたずさえた季節の中で、クライマックスに向け、謎に包まれていた事実が次々と明かされていきます。物語の核を知った役者たちは、今までとはまた違った想いで撮影に臨んでいました。



主人公ミノルの四季を巡る旅は、あと一回の撮影で終わりを迎えます。一年をかけて役とともに成長してきた役者たちの旅も終わりです。
ラストシーンは最後に相応しい風景を前に臨みます。お楽しみに!


『第十二回目』


2012年1月29日、この冬最大の寒波・大雪に見舞われた新潟で、第12回目の撮影は行われました。キャスト・スタッフ総勢約30名が、バスをチャーターしての移動です。

しばらくの間、別々の場所で時を過ごしたキャラクター達が一同に集い、四季を巡る旅の終着を迎えるラストシーン。およそ9か月ぶりに全てのキャストが揃ってのロケでした。

(撮影前に入念な打ち合わせをする、荻野監督とカメラマン)


吹雪の中、この作品に懸けた全員の思いが結実した、素晴らしい映像になっています。
一年間、少しずつ紡がれてきた物語が、この日、雪の中で静かに幕を降ろしました。



『第十三回目』


さて、雪のラストシーンの撮影を終え、多くのキャラクターが晴れやかにクランクアップを迎えた中、まだまだ気の抜けないメンバーがおりました。

2012年2月11日、わずかながらの撮りこぼしの撮影日。まずはとある雑居ビルの狭間で血糊を使っての撮影です。
ケチャップとトマトジュースを使ってはしゃぐ監督・メンバー。オールアップを控え嫌がおうにも高揚感が高まります。

冬空冴ゆる2月。澄んだ青空に雲が流れて行き、合間に射す日差しがホッと温もりをくれて幸せな心地に。



そして、いよいよこの作品の最終カット。
不思議な円錐形の公園の底で、愛する人の喪失を描くシーン。神秘的で儀式のような象徴的な撮影となり、道行く人も自然と足を止め興味津々で眺めていました。



因みにこの日のちょうど一年前は「歳時記」の初顔合わせ。丸っと綺麗な円を描いて一年が巡り、皆一年分の時を体内に刻みました。
その時の流れがどのように映像に取り込まれているのか、凝縮された映画の中でどのように昇華されるのか、完成が待たれます。


ちょっと裏話

①一年間をかけて旅をしていく20人強の役者たちですが、実は一年間、全く同じ服で撮影が行われます。薄着の人は冬がつらく、厚着の人は夏がつらいのです。薄着の役者さんは震えた中で撮影を行いました。

②セツ役の東さや香さんは着物で社交ダンスを踊るシーンがありました。このシーンのために社交ダンスを習いにいったそうです。赤い着物で踊るシーンは幻想的になっています。

③十二ヶ月劇団が食べているコロッケは、ロケ場所の近くに谷中銀座で買いました。全キャストとスタッフ分の32個を買い、お店の人に驚かれました。
ちなみに荻野監督が好きな絵本「11匹のねこ」でコロッケを食べる話しがあり、その絵本へのオマージュだったとか。

④主人公のミノルとエミコのモデルは実在の人物!?
それは荻野監督が小学校四年生の時の担任の先生と先生の奥様。監督はその先生から「将来は漫才の脚本を書くといい」と言われ、結局は映画の脚本家を目指したとか。
荻野監督にとって最も尊敬しているお二人なのだそうです。